京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

向日市M様の木の家建築工事

エビナ製材 海老名宣行です。
最近、「宣」を「宜」と書き間違えられることが多いのですが、何があったんでしょう。。。

さて、2024年4月から向日市M様の木の家新築工事を開始していますので、工事経過を記録していきます。

2024年9月18日youtubeに動画をアップしました

M様にシックハウス症候群やアレルギー等の疾患があったため、自然素材である杉板と漆喰を中心に床壁天井を仕上げています。木の素材感や良さをそのまま活かし、経年で色が変わっていくシンプルな木の家になっています。造作の棚やカウンター等もたくさんつくりました。中庭やサンルームは日当たりが良く、洗濯物がよく乾きます。

2024年9月13日中庭にデッキと屋根、ロフトはしご取り付け、サンルーム取り付け

14日が引っ越しなので、それまでにやれるところはやりきっておきたいです。


中庭に樹脂木デッキとテラス屋根取り付け完了


キッチンカップボードに引き出し取り付け


ロフトはしご取り付け

サンルームも取り付けたんですけど、動画に載っています。

2024年9月8日ほぼ全て工事完了

8月末でほぼ全ての工事が完了しました。9月に入ってから何件かのお客さんにも完成を見ていただきました。

キッチンや便器や洗面台やシステムバスを取り付けて、ハウスクリーニングをかけて、ミツロウワックスをかけて仕上がりました。1階にデッキと2階にサンルームを取り付けたら完成です。

天井高2700mmのリビングとダイニング。床は杉、壁天井しっくい仕上げ。

キッチン前を可動棚の収納にしています。

キッチン背面のカップボードは可動棚としています。が、カトラリーを入れる場所がキッチン側にないということで、引き出しに変更することになりました。天井にはスピーカーを埋め込んでいます。

キッチン真横にはスケルトン階段を配置して2階からの光を落とすように設計しています。階段下は書類置場とパソコンスペースとして使います。

洗面脱衣室には1200mm幅の洗面台と収納可動棚を大量に。

キッチンとリビングと更に奥に和室があります。

リビングの玄関寄りのあたりに手洗いとトイレがあります。

2階の1部屋だけ勾配天井杉板貼りとしてロフトをつくっています。

机もつくりました。

こども室はお子さんがまだ小さいので仕切らずに広い空間として使えるようにしています。

玄関には靴を入れるための可動棚とスリッパを収納するニッチをつくりました。写真ではタイルが仕上がっていない状態です。

2024年8月7日キッチンの取付と壁の仕上げ

白い壁と天井は漆喰を左官屋さんに塗ってもらっています。と同時にキッチンも取り付けです。

キッチンはクリナップのステディアです。キッチンの天板だけでなくフレーム自体もステンレスで出来ているので耐久性が高く長持ちします。長持ちする分お値段は高めです。クリナップのキッチンラインナップの中では中間グレードに相当します。

外では足場が外れて外観の仕上がりがわかるようになりました。外観写真はここには載せません。

2024年7月13日造作家具の製作と外壁

キッチンカウンターや洗面台カウンター、いろんな可動棚を取り付けています。棚の枚数、棚の材質、箱型で良いのか可動棚で良いのか、お客さんから細かく聴き取りしていってカタチにしていきます。

同時に外壁も施工中で、だいたい貼り上がってきたかなという段階にきています。イメージ通り出来ているかなと期待と不安が入り交じります。

2024年7月4日石膏ボードを貼ったり階段を取り付けたり

断熱工事が完了すると、その後は木工事の仕上げにかかっていきます。天井や壁に板貼りしたり石膏ボードを貼ったり、階段を取り付けたりと完成に向けて少しずつ進んでいきます。

2024年6月24日〜26日アイシネン吹付断熱工事の前に

6月24日から26日にアイシネン吹付断熱工事を予定しているので、それまでに電気配線、ガス配管、水道配管を全て終わらせます。断熱材で埋まってしまうので先行して配管を完了させます。どこに配線配管したかが後でわかるように壁天井の写真をたくさん撮って残しておきます。特にエアコンの取付時に役に立ちます。

2024年5月18日上棟

レッカー車、一般的に言うとクレーン車に来てもらって柱や梁等の構造材を吊り上げて大工さんが構造を組み上げていきます。1日でここまで出来上がるのでお客さんは驚かれることが多く、また感動していただくことが多いです。

屋根の1番高いところにある木を棟木(むなぎ)と言って、これが組み上がったことを「上棟(じょうとう)」と言います。お祝いごとなので、今でも九州あたりでは棟に上がった大工さん達が、近所の人に集まってもらってお餅やお菓子を撒いたりすることがあるようですね。

上棟時は6~7人の大工さんに来てもらって建ててもらいます。

2024年5月16日土台据え

上棟に先立って、基礎の上にパッキンを据えてその上に土台を据えてアンカーボルトで締め付けます。ここから更に1階床の合板下地を取り付けるのですが、これを土台据えと言って上棟の前段階の作業になります。中央左の白い機械はレーザーで水平を確認するためのものです。

床下に使う土台や大引はシロアリや腐りに強いヒノキを使っています。

2024年5月14日給排水管の敷設

コンクリートの打設が完了して基礎が完成しまして、給排水管の敷設をしています。

青いのが給水管、赤いのが給湯管、ねずみ色のが排水管で全て樹脂でできています。キッチンが来る場所、洗面台が来る場所等にだいたいの位置で配管していきます。断熱工事前には再度位置を出して配管します。

給排水管の敷設が完了すると、次は大工さんが家の土台を据えていく作業、その後ようやく上棟になります。

2024年4月27日

配筋検査

図面通り基礎の鉄筋が配置されているかを確認するための検査を受けました。特に問題なく合格です。合格したのでコンクリートを打設していきます。

2024年4月10日

地盤改良工事

地盤調査の結果、軟弱地盤の判定が出ましたので地盤改良工事を行います。地表から2m下に堅い岩盤の層があるので、そこに向かって杭を打ち込み建物を支持します。工法はセメントミルク工法です。

亀岡市S様の木の家建築工事経過

エビナ製材 海老名宣行です。

2024年5月20日から既存建物の解体を開始し、続けて亀岡市S様の木の家新築工事を開始しました。S様の木の家は長期優良住宅です。子育てエコホーム支援事業申請物件です。

2024年10月02日 木工事が完了しました

木工事が完了しました。造作(ぞうさく)のキッチンカウンターや洗面台も出来ています。引き続いてクロスとフロアタイルの施工に入っていきます。仕上がりが楽しみです。

2024年9月14日 外壁が貼れてきました

外壁が8割程度貼れてきました。使っているのはアイジー工業SPガルスパンネオブラックで、たてばりしています。一般的に言うガルバリウム鋼板を使った金属サイディングです。良いところは見た目がシャープに仕上がるところで、悪いところは一度へこむと直しようがない点です。車のようにボディがへこんだら裏から叩いて直せないです。

2024年9月7日 外壁貼りはじめと石膏ボード貼りはじめ

アイシネン吹付断熱工事が完了したので、外壁材を貼るための下地取付をしています。同時に家の中では石膏ボードを貼りはじめています。

2024年8月31日 アイシネン吹付断熱工事

8月3日に防蟻処理
8月19日~24日の間に家の中の電気配線と水道配管を済ませ、29~31日の3日間にアイシネン吹付断熱工事です。

屋根、壁、床下をアイシネンですっぽり覆っているので断熱性気密性が非常に高いです。既にお住まいのお客さんから話を聞いていると電気代やガス代が大幅に下がったとのことですので、効果は出ているのだと思います。照明器具やエアコンが新しいので、省エネ性能がそもそも高いのもあると思います。

断熱工事前の写真もたくさん撮っていまして、こういった写真は仕上がってからエアコンを取り付けるときの穴開けのための資料として使います。どこに配線が通っていて、筋違い等耐力壁がどこにあるかがはっきりわかるためです。

2024年7月27日 上棟

無事上棟できました。上棟おめでとうございます。雨も降らず晴れてて良かったですが、とにかく暑すぎます。作業も15:00に完了して上棟式をして御祝儀をお客さんから大工さん達に渡してもらって終了です。

2024年7月17日 基礎工事完了

基礎工事が完了しました。引き続いて基礎の上に給排水管の敷設をして、土台据えをしていよいよ上棟です。

2024年6月27日 JIOの配筋検査

図面の指示通りに鉄筋を組み、それをJIO(日本住宅検査機構)で検査を受けます。コンクリートを打ってしまうと見えなくなるので、見えている今のうちに検査を受けます。

2024年6月21日 捨てコンクリート打設完了

捨てコンクリートを打って墨出しをします。どの位置に鉄筋を組んでどの位置に型枠を据えていくかを決めるための基準になります。

2024年6月15日 基礎工事開始

建物をつくる位置を決めていきます。位置出しはとても大事です。

2024年6月12日 3Dプリンタで建築模型をつくる

スケッチアップというモデリング3次元モデリングソフトを使って住宅の3Dモデルを作成し、更にそこから3Dプリンタで印刷できるように3Dモデルを再加工して、3Dプリンタで印刷できるようになりました。1/100の大きさなので手のひらサイズになりますが再現度は高いです。紙の上の平面だったものが立体になるので、一般のお客さんにも自分がこれから住む家の大きさを理解しやすくなるかなと思って3Dプリンタを導入しました。3Dプリンタが高価と思われているようですが、1台3万円〜5万円程度のものを使っていますので比較的安いです。建築模型をスチレンボードで作成するよりも、3Dプリンタのほうが早くできて剛性もしっかりあるので今後もお客さんごとにつくっていきたいと思ってます。

2024年5月29日 既存建物の解体工事完了

あっという間に更地になりました。木造2階建てなのでやはり解体が早いです。これがRC造や鉄骨造になるとかなりの時間とお金がかかります。

解体工事が完了しましたので、地盤調査→地盤調査判定→基礎工事→給排水設備工事→上棟と進んでいきます。

2024年5月20日 既存建物の解体工事着工

亀岡市S様邸にて、2024年5月20日から既存建物の解体工事を開始しました。

27日の写真ですが、もう既に建物本体の解体は完了して基礎を解体しているところです。


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