京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

京都府八幡市F様の平屋の木の家の建築工事経過

エビナ製材海老名です。お客さんの夢を全力でカタチにするのが仕事です。

物価上昇が続き、金利も上がりつつある昨今、これまで主力のお客さんだった20代,30代のご夫婦の木の家を建てられなくなってきました。土地の値段が高くなり、住宅の建設資材価格も上がっているため、総額が上がりすぎて20代,30代のご夫婦では買えなくなっています。建てたくても建てられない。

そうなってくると新築・リノベーション問わず既に土地をお持ちの方、自己資金を持っておられる方や親御さんが亡くなられて相続で入ってきたお金をお持ちの方の家を建てるほうにシフトして行かざるを得ないようになってきました。上に挙げた方は40歳代以上の方が多いです。時代の変化ですね。

ということで今回の京都府八幡市F様の平屋の木の家も、高齢のご夫婦お二人のための平屋の木の家です。自分達が亡くなったら子どもに相続されることが前提です。

京都府八幡市F様の平屋の木の家工事の流れ

2023年11月20,21,22日 アイシネン吹付断熱工事

現場発泡のウレタン断熱材のアイシネンを使っています。気密性が高く、吸湿性の低い断熱材です。外壁はニチハの大壁工法で、塗装する前の状態まで完了しています。

2023年10月30日屋根工事完了

この屋根材がかわいいので載せておきます。
多分web検索で引っかかりますね。
kmew カラーベストウロコ グラッサファジーレッド/GUB93G
という商品です。

2023年10月19日上棟

ここまでを1日でやり切る大工さん達。仕事が早いです。雨が降っても雨が入らないように屋根下地のルーフィングや壁下地の面材まで貼ってもらっています。

2023年10月17日土台据え

基礎パッキンを入れてヒノキの土台をのせて、構造用合板24mmを固定します。意図せず床下に大空間が出来ているので、木構造が湿気にやられずに済みます。建物外に立ったときの基礎の高さは2m程度あります。

2023年8月,9月 基礎工事

基礎工事は通常1ヶ月程度で完了するのですが、今回は私の見落としで工事に時間がかかりました。高低差が南と北で2mあり道路も同じように高低差が2mあったことで、通常の平坦な土地と錯覚してしまいました。写真にも出てきますが、北面の基礎高さは2m程度あるので、型枠合板の搬入やコンクリート打設のために足場が必要なほどでした。

現場を見ての感覚は、鉄筋コンクリート造のマンションかRC壁式構法の1階をつくっている感じでした。

2023年7月28,29日 地盤改良工事

今回の地盤改良工事は、造成地での崖地条例に対応するためのもので、隣地境界線からの安息角よりも高い角度で建物が建つ場合に、改良杭によって地盤が崩れたときでも建物が残るようにするための施工です。

専門用語が多すぎるので、なんのことかわからないですよね。。。
今回はソイルセメント工法ではなく、鋼管杭工法としています。

2023年5月16日 草刈り


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