京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

木の家づくり

大津市N様の木の家注文住宅にて完成見学会を2019年3月21日(木)春分の日に開催します。(3月13日写真更新)

どうもみなさんこんにちは、エビナ製材海老名宣行です。

少しずつ暖かくなってきましたね。

さて、2019年3月21日(木)春分の日に、大津市N様の木の家にて完成見学会を開催させていただけることになりました!

2019年3月21日(木)春分の日に、大津市N様の木の家にて完成見学会を開催します

【日時】

2019年3月21日(木)春分の日 am10:00-11:30
2019年3月21日(木)春分の日 pm1:30-3:00

今回は1日のみで予定しています。

【募集家族数】

各回3家族限定で、事前予約制です。

【注意事項】

当日は僕一人で対応します。一般的な内容をベースにして、専門的な用語をできるだけ使わずわかりやすく説明します。
小さなお子さんが一緒でも構いません。
現場での飲食はお控えください。
現場には駐車スペースはありませんので、路駐になります。

ということで、真剣に家を建てようと考えておられるお客さんのみを対象として募集をかけたいと思います。

対象となるのは、これまでにエビナ製材に資料請求いただいたお客さんです。メールで「○○日の何時から予約開始しますよー」という案内を流しますので、それを見ていただいて予約していただくという流れになります。ですので、見学会で生のエビナ製材の木の家を見てみたいというお客さんは今のうちに資料請求してください。

大津市N様の木の家の概要

初面談が2017年12月でした。

検討中の土地があって、そこにどんなものが建つか既に設計事務所にプランの依頼をかけていたけど、なんだか融通が利かなさそうなので、エビナ製材に声を掛けてみようということで面談になったようです。

やりたいこと

もともとアウトドアが好きな方なので、道具置場として土間収納を広くとりたい
キッチンも続きで土間にしたい
平屋建てにしたい&人気(ひとけ)の少ない地域に住みたい
自分でいろいろDIYしたい
出来たら外壁を板貼りにしたい
出来たら内装もウッディにしたい

パソコンも使えるかたでしたので、僕が使っているjw_cadやスケッチアップ等のパソコン用アプリをほぼ完璧に使いこなしてイメージを考えておられました。ここまで出来るお客さんも珍しいです。

ということで出来たのが、(まだ工事中ですが)下の写真のような木の家です。

【2019/03/13写真を最新のものに差し替えました。】

明るくてとても写真映えします。
敷地が広くてバーベキューでもなんでも出来てしまう環境で、アウトドア好きにはたまらない仕上がりです。

今回壁塗り材に採用されたのは、うまーくぬれーるという壁材です。僕がオススメする珪藻土だとちょっと値段が高いので、こちらにされました。恐らく、ボンド的なものが含まれているようです。

構造用合板そのままで仕上げとしたり、OSB合板仕上げとしたり、杉のウッディな表情だけでなく、合板の表情も含めてウッディに仕上がりました。

また、1階床から屋根までの高さを出来るだけ低くすることで、よりその雰囲気が強く出ています。

設備機器

キッチンは今回初めてDIYで組み立てされます。
洗面台も台の部分の板を自分でくりぬいて、ボウルを埋込されます。
便器はそのままTOTOの製品を据付。
お風呂はpanasonicの製品を据付。

外観

外観も杉板を貼ってウッディに

もともとは以前にエビナ製材でつくった下の写真のようなよろい貼りの外壁にしたいとおっしゃられていましたが

実際施工してみてかなり金額がかかるので、比較的普通に施工している杉板縦貼りとしました。

とりあえずはここまで。

また続きをこの記事に追加していきます。

2019年2月27日追記

昨日26日に写真を撮ってきましたのでアップします。

足場が外れて、外観がハッキリしてきました。これはなかなかカッコイイ木の家です。外壁の杉板にはオスモカラーで2回塗りをお客さんのDIYでされました。

室内では、キッチンと収納が土間仕上なので、モルタル仕上げで左官屋さんが工事している最中です。
また、お客さん自らつくったキッチンや洗面化粧台を加工されていました。

屋根裏に上がって見渡したときの写真です。
隠れ家的な仕上がりになってこれは楽しいはずです。

京都市右京区H様の木の家 改築工事の内装解体を開始しました

どうもみなさんこんにちは、エビナ製材海老名宣行です。

肩の力を抜いてmax80%ぐらいの力で挑みます。
ヒロミ「40歳で小休止した僕が見つけた境地」

さて、ご依頼いただておりました京都市右京区H様邸の改築工事のため、1月25日から内装解体工事を開始しました。

解体してみてわかってきたこと

およそ築50年ぐらいになるのでもちろん土壁です。トイレやお風呂はもちろんタイル貼りなので、例のごとく土台はシロアリと腐りにやられています。

キレイに分解が進んでいます。土が近いところにあるとどうしてもこうなりますね。

家の構造として非常に特徴的なのが、間仕切り壁や柱の部分でほとんど構造的に意味を為さないようにつくられています。

梁丸太で瓦屋根の荷重を分散させて外壁側の壁と梁と柱に力を伝えるようになっています。

梁丸太だけで支えているので、間仕切り壁の柱は構造的に重要ではないようにしてあります。柱の上にある、横に架けてある細い木材で柱や壁が倒れないようになっているだけで、上から屋根の力がかかっていないことがわかります。

梁丸太では荷重に耐えられなさそうなところには、鉄骨で梁を入れてあります。

当時の設計者や大工さんの設計思想を推測する

おそらく当時の大工さんとしては、

構造の面では

「屋根の荷重を梁丸太で受けて、外壁側の壁と柱に伝えて、それを構造体とし、間仕切りの壁部分には荷重をかけずに自由につくれるようにしておく。梁丸太では荷重に耐えられそうにない部分は鉄骨を入れて保たせる。」

ということを考えておられたのだと思います。

良いところは、間仕切り壁や内装の仕上げに荷重がかからないため、自由に内装仕上げが出来ることです。反面悪いところは、一部の間仕切り壁で梁丸太の荷重を支えているところがあるのですが、間仕切り壁の上の梁が細いために重みでたわんでいてその影響でフスマが動かなくなっていたり、構造的に無理をしているところがある点です。構造的に重要な部分は下手に触れないです。

断熱については、床下と壁と屋根全て「土で断熱」としているので、断熱材というものを使わなくても「土が断熱してくれる」という考えです。しかし、今の生活としてはもう少し暖かくしてあるほうが良いですね。

また床が冷えないように、当時としては恐らく先進的だった床下にパイプを通して温水を循環させるシステムを採用されていたようです。今はもう使われていないです。

で、ここからどうするか

今のライフスタイルで言うとやはり寒く感じられる(断熱性が低い)のとお客さんの要望に基づき、

・窓や屋根の断熱性能の向上
・床暖房の設置
・湿気を止めるために床下に防湿土間コンクリートを打設

といった課題に取り組んでいきたいと思います。

土壁の家は、昨年 #京都市上京区I・H様の木の家 でも取り組みましたが、なかなか手強いです。


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