京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

2018/09/18 屋外に木を使うときは

京都でお客さんの木の暮らしをつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。

屋外に木を使うときは

建築雑誌に載っている写真を見ていると、屋外で木を普通に雨が降ったらモロに濡れるようなやりかたで使っている設計が多くて「これはアカンやろ」と思います。玄関のゲートを木の引戸で作ってみたり、屋根がないところで柱や梁を出していたり。紫外線と雨を受けて一気に劣化するので、ほんとに10年と保たないと思います。まあ、お金もってるから取り替えれば良いと考えておられるのかもしれないですけどね。

他にも3階建ての外壁を全て木で仕上げていたりするのを見かけますが、こまめにメンテナンスしないと色がどんどん変わっていったり汚れがついてきたなくなります。もともとの木の色からシルバーに変わっていくのを良しとして設計してあるのであれば良いんですが、ちょっと保護塗料を塗ろうにも足場を全面にかけないと出来ないとかおかしいんじゃないかと思います。

やはり木を屋外に使うときは、施主さん自身がメンテナンス出来るように1階部分の雨のかかりにくいところだけ板貼りにするとか、メンテナンスの出来る範囲でやったほうが良いですよ。

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つくるのは、素朴であたたかみのある優しく柔らかく落ち着いた木の家です。そこにお客さんの好みやイメージを持ってきてもらって、一緒に話合いながらオリジナルな注文住宅をつくっています。そういう風にすると一棟一棟お客さんによって違う木の家が出来上がります。新築でも増改築でもそこは変わりません。木材のプロである材木屋さんですので、プロの目で見て使うべき木材を適材適所で使い分けています。


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