京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

2018/09/01 壁一面の本棚

京都でお客さんの木の暮らしをつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。

早くも2018年9月になりました。今年も残すところあと4ヶ月ですのでビックリです。

つくるのは、素朴であたたかみのある優しく柔らかく落ち着いた木の家です。そこにお客さんの好みやイメージを持ってきてもらって、一緒に話合いながらオリジナルな注文住宅をつくっています。そういう風にすると一棟一棟お客さんによって違う木の家が出来上がります。新築でも増改築でもそこは変わりません。木材のプロである材木屋さんですので、プロの目で見て使うべき木材を適材適所で使い分けています。

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エビナ製材木の家モデルハウスは随時見学可能です。見学、新築増改築のご相談はお問い合わせからお願いします。

壁一面の本棚

見せるための棚はパインの集成材を使っています。いろいろ試してみて、大工さんの施工のしやすさや丈夫さや価格を考えるとパイン集成材に落ち着きました。ご要望があれば、内装の仕上げに合わせてタモ集成材を使ったりもしています。タモ集成材は堅いので丸ノコの刃がすぐ切れにくくなるのです。

業務用の大きなパイン集成材の板を仕入れて現場に納品して、それを大工さんに必要な長さの板に加工してもらいます。

棚の箱の部分は先に壁に固定して、中の可動棚の分は打ち合わせして決めた枚数を置いています。

棚の側面に可動棚の棚受けを取り付けます。今回は4点で棚を受けるタイプです。右上に棚板が残っているのは、棚受けが足りなかったためです。

いろんな使い方ができるので、棚板の下にハンガーパイプを取り付ければ服を掛けたり、玄関収納であれば傘を掛けたりも出来ますし、発送次第でいろんなものがつくれます。お客さんの要望を聞いて、考えて大工さんと話し合って決めていきます。

といった感じのことを現場造作工事(げんばぞうさくこうじ)と言います。大工さんの工事の中でも最後のほうに取りかかる仕事ですね。

ここまで出来たら次はケイソウ土を塗ったりクロスを貼ったりという工程に移っていきます。


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