京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

2018年 6月

2018/06/30 土地探し中のお客さん

京都で木の家注文住宅をつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。

7月21,22日もしくは28,29日に京都市西京区O様の木の家にて、完成見学会を開催させていただけることになりました!
資料請求いただいた方にのみ、メールでそのうち案内をお送りします。

蒸し暑くてサウナみたいな状態ですね。

今日のスケジュール

am10:00-pm0:00 新規ご相談
pm1:30-pm4:00 南丹市現場〜新規現地調査
pm6:00 帰宅&ムスメと外食

新規ご相談

土地を現在探しておられるところで、今のうちに工務店も見ておこうということでお越しいただきました。
そうなんです、土地ってなかなか見つからないんです。

家庭それぞれの事情もあって、お子さんが小学校や中学校に行っているのであれば、やっぱりその学区内で土地を探したいと思うのは自然ですし、ただそうなると予算的にも高めになるし、なかなか見つからない。

僕から言えることは、地元に密着した不動産屋さんに行って、相性が合いそうな人を見つけて、信頼して探してもらうのがベストだと思います。新しい土地の情報は、ネットに載る前に売買が成立していたり、同業の不動産屋さんが買って分譲してしまうことが多いです。

いくら探しても良さそうな土地が見つからない場合、土地の購入自体を諦められるか、分譲住宅を買われるか、中古住宅を買われるか、といった選択肢になることがあります。それはそれで納得してそうされているのですから良いんです。

ただ、材木屋兼工務店として、お客さんに覚えておいて欲しいことが2点だけあります。

それは、

1.構造にお金をちゃんとかけること
2.断熱にお金をちゃんとかけること

この2点です。

分譲住宅との比較で話しをしています。

注文住宅の集成材推しのメーカーさんとの比較ではありません。それはそれで言いたいことは山ほどあります。

分譲住宅の場合、建物と土地をセット販売して相場で売れそうな金額で販売されます。
原価として、土地の仕入れ代金と建物の工事代金がかかりますし、売値のほうは相場の金額もほぼ決まっています。
そうであれば、企業としては利益率を少しでもあげようとしますから、土地の仕入れ代金も建物の工事代金も可能な限り絞ります。

そうなると主要構造部も断熱材も最も安いものを使います。
主要構造部(土台や柱や梁やすじかい等)に1番安いホワイトウッドの構造用集成材を使い、断熱材も安いグラスウールを使う、ということになってきます。

材木屋さんとしては、出来ればシロアリや腐りに強い杉や桧を使って構造を長持ちさせて家の耐久性を上げたほうが良いと思います。
確かに今の構造であれば、シロアリや腐りが発生しにくい構造だとは思いますが、ゼロとは言えないので発生した場合を考えてスギやヒノキを使うほうが良いです。少なくとも床下の土台や大引(おおびき)はヒノキにしたほうが良いです。

断熱材も同じくで、安い断熱材はただ単に壁の中に入っているだけでほとんど断熱性能の無いものがまだまだ多いです。
熱伝導率や熱抵抗値を理解出来るのであればわかると思いますが、せめて高性能グラスウールやロックウールで、なおかつ厚みのあるものを使うほうが断熱性能は上がります。断熱性能が上がるということは、冷暖房効率が良くなるので月々の電気代やガス代も安くなります。

なんだか語ってしまいました。。。
こういう話しを、モデルハウスに来ていただいたときに話しています。
お客さんの今の状態に合わせて話しをしますので、内容はバラバラです。

南丹市現場〜新規現地調査

時間が遅かったので誰もいなかった南丹市の現場がカギがかかってるのを確認してから、今度は別の新規のプラン依頼のあった土地の現地調査に向かいました。一人で巻尺でおおよその寸法を測って、住宅街の中なので静かにしながら、道が狭いのでクルマを移動させたりしながら。

帰宅&ムスメと外食

夕方から妻が材木屋さんの奥さんの会に出るということで、僕とムスメで外食しました。
食後に三条大橋のあたりの河原に下りてみましたら、昔と変わらず等間隔にカップル(今はなんて言うの?)が座っていて、ムスメも20歳近くなったら好きな男の子が出来てこんな風にしてるのかなと話してみたら、さっぱりわからないようでした。「帰ってスマホのゲームしたい」って、そりゃそうだわな。。。


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