京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

7月21,22日もしくは28,29日に京都市西京区O様邸にて完成見学会を開催

京都で木の家注文住宅をつくる材木屋兼工務店、エビナ製材海老名宣行です。
飾り気のない男です。

京都市西京区O様邸にて、完成見学会を開催

7月21,22日もしくは28,29日に京都市西京区O様邸にて、完成見学会を開催させていただけることになりました!

今回のO様邸は、「倉庫のような」「シンプルな」「MUJIのような」木の家を希望されておられました。なので、玄関入ったら奥も2階も見通せる「抜け」感のある木の家です。アパレル系の人が使う抜け感は僕にはちょっとよくわからないです。w

ちなみにMUJIの木の家は規格型住宅であるため、今回のような風致地区内で色や材質の制限がある場合には対応不可らしく、あっさり「出来ません」という答えだったそうです。プランもフリープランではなく、これらのプランの中から選んでくださいという感じだったのではなかったでしょうか。

工夫したところ、デメリット

1階の床から2階の床までの高さを階高(かいだか)と呼びますが、通常2900mmとすることが多いです。今回は掃き出し窓があってその直上に梁が入るようにして階高を2600mmと低くしています。そうすると、2900mmのときに感じる「高っ」という感覚ではなく、しっくりくるぐらいの感覚になります。

ただ、デメリットもあり、キッチンやシステムバスなどの設備機器はある程度の高さが必要となるため、ちゃんとおさまるかどうかを検証しながら家をつくっていく必要がありました。ほか、壁が少ないため、スイッチやコンセントの位置が限られた位置にしか取り付けできなかったり、どこを通って配線するかを事前に検討した上で施工に入りました。

見た目をシンプルにスッキリと仕上げるためには、やはりそれなりに裏であれこれ工夫が必要でした。とはいえ、徹底したシンプルさはなかなかインスタ映えして良いですね。

本棚もあります!

木の伐採

木の家を建てるより前に、真横が山で、そこに育っているクスノキが相当な太さだったため、もしこれが折れて倒れたら、、、確実に家の人死ぬと思い、危なそうな木を伐採しました。お隣さんからも、挨拶回りのときに、解体して建てるまでの今のうちに切れるだけ切っておいたほうが良いよ、とアドバイスいただいていました。

レッカー車にゴンドラをつけてそこに木こりさんが乗り、高所伐採をしているところです。
いわゆる特殊伐採という作業で、神社の本殿の裏にある巨木を切りたいが、本殿には絶対倒してはいけないという難しい作業のことを言います。


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