京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

今日のSNSへアップした施工事例の補足

京都で 木の家 注文住宅 を建てている材木屋 兼 工務店、エビナ製材の海老名宣行です。
新築だけでなく、建て替え、増改築もやります。
ブログ、SNS共に毎日更新楽しんでやります。

今日のSNSへアップした施工事例の補足

さて、今日instagramtwitterFBページにアップした木の家の施工事例は、エビナ製材のウェブサイト上の施工事例には掲載されていません。そういった物件は他にもたくさんありまして、全てを載せているわけではなく、いくつかをピックアップさせてもらっています。

ウェブサイトは出来るだけ厚みのある読み物にしたいという僕の希望がありまして、写真家さんに撮ってもらった写真を載せただけとか、お客さんの写真とこちらのコメントを載せるだけとかは避けるようにしています。お客さんがリアルにどう考えてどうやってご依頼いただいたのか、そういうところまで踏み込んで掲載しています。

ご依頼いただいたポイントが、僕の人柄というのが非常に多くて、以前はそれじゃ会社としていかんなーと思っていましたが、今や個人がブランド化していっている時代ですから、それはそれでアリだと思うようになりました。でも、人見知りしまくるわ、「ボソボソ言ってて何言ってるかわからない(自分でもそう思う)」僕が、なぜこんなに信頼いただけているのかは未だ謎のままです。ただひたすら絵を描いたりつくったりするのが好きなだけの人なんですが、逆にそれが営業営業していないという意味で裏がないと思われるんではないかと自己分析しています。

今日アップした施工事例の詳細

準防火地域+木造3階建てのため、構造としては準耐火構造としなければなりません。準耐火構造の趣旨としては、「火災が発生した場合、燃えないようにしなさい」という考え方なので、柱や梁といった主要構造部が燃えないように石膏ボードで耐火被覆し、階段についても燃えないように天井を貼って仕上げなさいというのが基本です。ただし、燃えしろ設計という考え方があって、その場合例えば階段であれば火災で燃えても燃え尽きないように厚みをつけるのであれば被覆しなくても良いですよという例外があります。

階段

その施工実例がこちら

樹種はタモの集成材です。厚みは60mmなので、通常30mmを使いますがその倍です。つまり、倍の材料がかかります。イコール倍のお金がかかります。
仕上がりはものすごくカッコイイですね。階段本体以外に、ロートアイアンで手摺も付いています。

内装の仕上げ

主に白い壁や天井はケイソウ土で仕上げ、床はタモフローリング。
一面に色がついているものは塗装仕上げ。
柄がついているものはすべて輸入壁紙です。
ご主人の書斎だけ、壁天井桧仕上げです。

キッチンはサンワカンパニー
洗面台はネット通販
便器はTOTOのネオレストともう1台を使用
その他、洗面所の収納家具、キッチンのカップボード、ウォークインクロゼットの棚等たくさん製作しました。

できれば近いうちに取材にお伺いしたいなと思ってます。


トップへ