京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

2022年8月引渡 長岡京市F様の木の家新築工事

2022年8月引渡 長岡京市F様の木の家

問屋の営業さんから紹介いただいたお客さんでした。

ふつうは土地探しだけで1年ぐらいはかかるところを、初面談して2ヶ月でいきなり土地買いましたという話を聞いて驚きました。探されてたエリアではなかなか物件が出ないので即決されてましたね。

解体からはじまって新築完成までエビナ製材、外構は業者さんを紹介というカタチで進めました。

着工までの間には木材価格の高騰「ウッドショック」が起こり、木材価格が高止まりしたままで値段が下がらず少しでも削れるところはないかと困りましたね。

主な仕様

構造体はシロアリや腐りに強いヒノキ、スギ、米松などムク材を使って長い期間保つように配慮しています。断熱材は床下、壁、屋根に吹付断熱材アイシネンを使用して断熱性を高めて、長い期間住み心地が良くなるように配慮しています。サッシは準防火地域のため防火サッシが必要で、値段が高くなるため樹脂サッシではなく樹脂アルミ複合サッシとしました。

2階建てで延床面積30坪と単世帯では必要十分な大きさでした。南に吹抜けをつくって明るくなるように計画しました。1階の床はパイン、2階の床は杉を使用、壁天井は一部ヒノキや杉貼りで他は壁紙仕上げ。また、色は奥さんの好みの色がベージュでしたので、ベージュを中心にしながらご主人の好みでブラックを挿し色に使用しています。外観はディープグリーンのガルバリウム鋼板スパンドレル調のデザインのサイディングを使用しています。外観のこだわりは男性のほうが強いですね。

工事中の現場の打ち合わせでは、壁紙でかなり悩まれてましたね。

現場での打ち合わせや施主支給

少しずつ家としてカタチになっていくと現場での毎週の打ち合わせ時にとても喜んでいただいて、職人さん達も含めて嬉しく励みになりました。

キッチン、システムバス、洗面台、便器はお客さんからの支給でしたが、これも事前に細かく業者さんと打ち合わせしてキレイに仕上げることができました。

引き渡し後すぐに第一子を出産されたので、そういう時期にお伺いするのはストレスになるかなと思って控えていますが、お子さんが大きくなられたらまたお伺いしたいと思います。

ご主人の趣味がナイキのスニーカー集めでしたが、飾れる棚はつくれたかなと想像しています。ご夫婦2人から希望があり、2人で仲良く作られた家づくりだったなあと思い返しています。

住宅街の中でしたが、明るくて風通しが良く広く感じられる木の家になりました。これからも家の面倒を見ていきたいと思っています。


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