京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

2014年5月13日京都新聞朝刊に海老名製材が掲載されました

木の家工務店の海老名宣行です。

さて、いよいよ明日から京都市左京区修学院N様邸の上棟が始まります。

それはさておき、今日5月13日京都新聞朝刊に木材利用ポイントの広告として海老名製材が掲載されました。

京都新聞5月23日朝刊

林野庁が企画した木材利用ポイントについては、結局輸入材を利用してもポイントとして加算出来るようになるなど、そもそもの趣旨だった国産材の利用促進というのは一体なんだったのだろうと批判的に僕は捉えています。PRの不足で予算が余りまくったりすることも問題です。そして電通に大きく予算が割かれてドラマや映画が作られたことも。。。笑

もちろん国産の木材が利用されることで、私達木材業界の川上である製材業や林業のおっちゃん達も多少は潤ってくれたら、林業や製材業という地場産業が健全になったり山林も健全になるので、これはこれでとても良いことです。これまでは木を山から一本切り出すと(木材市場で売られる金額があまりにも安すぎて)赤字になるという状態でした。今は多少は変わったのかもしれません。

木材利用ポイントが終わっても、ずっと継続して国産の木材が見直され利用されることを願っています。
私達は木材利用ポイントが始まる以前から国産材を使ってきました。
利用ポイントや消費税増税の影響で国産材の供給が追いつかず材料が不足するわ単価が上昇するわでてんやわんやでした。

でもきっと、木材利用ポイントが終わったら、大抵の住宅建築業者さんはまた以前のように輸入材を使うでしょう。

木材 野ざらし実験(国産材VS外国産材)/森林林業学習館

こういう実験結果が出ていても、たぶんなんにも変わらないでしょう。
だけど、ほんの少しの業者さんが国産材を使ってくれるようになったら、木材利用ポイントの効果はあったんだと思います。

材木屋は国産材も輸入材もどちらも扱います。
工務店さんや建築会社さんから注文を受けて、注文通りの商品を現場に納品して商売しています。
建築のことはほとんどわかりません。自分の納品した木材がどういう風に利用されているかあまりよくわかっていない人が大半です。笑

少しぐらいはわかって販売してもらえると良いのですが。。。
単価が厳しいせいか競争が激しいせいかそうも言っていられないのも現実です。

あ、ちなみに平成26年度の京都市木材青年会の会長を拝命いたしました。
こちらは東洋木材新聞という業界新聞に載りました。
東洋木材新聞
笑顔がカタイですが、こちらも何とか木材業界の若手を集めていきたいと思って頑張っています。
ま、会の目的は木材業界従事者の福利厚生と研鑽なので、そんなに重いものではないのですけどね。

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