信頼できる工務店と建てた平屋はワンコと夫婦がのびのび暮らせる“終の棲家” / 滋賀県・M様邸

信頼できる工務店で建てた終の棲家滋賀県高島市M様邸の木の家平屋新築注文住宅イメージ

信頼できる工務店で建てた終の棲家滋賀県高島市M様邸の木の家平屋新築注文住宅イメージ

大阪・茨木市の街中から滋賀・高島市ののどかな地へ、2023年末に移り住んだM様ご夫婦と愛犬タイガーちゃん。家づくりのきっかけから、理想の〝終の住処〟をかたちにするプロセス、また今の暮らしぶり、移住で失敗しないヒントまで、たっぷりお聞きしました。

「リモートワークが始まって、終の住処を建てようと決意」

[ご主人]私は全国を転々としてきた転勤族。どこへ行くか分からないので、家を建てるのは定年後と思っていました。それが、2019年に大阪の本社へ転勤してきて1年でコロナ禍になり、働き方のベースが出社からリモートワークに変わったんですね。だったら今住みたいところに住もう、終の住処を建てようと。
当時暮らしていた茨木市は、狭い地域に人がめちゃくちゃ多かった。犬のいる生活が始まっていましたし、私が北海道出身で家内が福島出身と、夫婦とも自然豊かな地で生まれ育ち、アウトドアも好きだったので、都会よりほどよく人と物理的な距離がある地域に住みたいと望みました。

滋賀県高島市M様と愛犬のタイガーちゃん

M様邸の完成は2023年11月。その自宅ドッグランでご夫婦と愛犬タイガーちゃんを撮影

憧れの土間&薪ストーブ

ご主人念願の土間&薪ストーブ。薪ストーブは高島市内の薪来歩(マキライフ)さんで、家を建てる前にすでに購入(!)していたのだとか。薪も同店で調達。ストーブの背面壁は夫婦で珪藻土を塗ってDIY。「楽しかったです」と奥さま

薪ストーブのある暮らし

薪ストーブはもちろん暖房器具としても優秀。冬場、夜寝る前に消しても朝の室温が20度ほどあるそう。道具類はストーブと合うものをネットで購入

シンプソン社製の昭和チックな扉

玄関ホールと土間をへだてるドアは、シンプソン社製。ガラスはチェッカーガラス

ウエスタンドアの向こうはアウトドアグッズの収納庫

玄関を入ってすぐ右手に土間収納を設置。ネットで見つけたウエスタンドアはおしゃれな目隠しにも

大容量の土間収納、キャンプ、アウトドア用品を大量収納可能

夫婦の靴、キャンプ用品などを土間収納にイン。外で使うものを室内に持ち込まず、玄関ホールもすっきり

ボストンテリアのタイガーちゃん

愛くるしいタイガーちゃんがお出迎え

玄関にランタン装飾

山小屋にありそうなランタンを飾って

薪ストーブの煙突が無垢材の天井にキレイに配置

熱を逃さず、安全性の高い煙突を設置

「休日に訪れていた高島市が、移住先の有力候補に」

[ご主人]ワンコを連れてあちこち行く中で、琵琶湖沿いはドッグフレンドリーなお店や施設が多かった。なかでも高島市は海津大崎の桜、メタセコイヤ並木もきれいだし、湖があって少し行けば山もあって気持ちがいい、春夏秋冬がはっきりしている気候もいいなと。土地を探したらバッチリのところがあり、価格もそれなりに安かったんです。

[奥さま]私も遊びに来ている段階で高島が好きでした。お互い実家じまいの話が出ていたタイミングでもあり、ここは決断してしまおうと。楽しみのほうが大きかったですね。住んだところにない土地に住むのが大好きで、転勤でどこへ行っても全然ストレスがなかったので。

「ワンコつながりで、先輩移住者との出会いも」

[ご主人]ロケーションに加え、人との出会いも移住の決め手でした。この近くにワンコをノーリードにできるキャンプ場があり、そこのオーナーが長年大阪と高島市を行き来していたんです。その方がこの地域のことなど親切に教えてくれて。

[奥さま]そのキャンプ場に静岡から移住してきた方もいらして、お話を聞いたり、土地の相場価格といった情報をいただいたり。実際土地を探してみたら、あら高くないと(笑)。

[ご主人]ワンコと泊まれるドッグヴィラもあるんです。そこのオーナー夫妻は大阪と高島の二拠点生活をしていて、この地域ってやっぱり良いんだなと。他の地域から来ている方が多いのは、安心感がありました。

「大手ハウスメーカーでは、自分の理想が叶わない」

[ご主人]理想の終の住処は「平屋の山小屋風」。ログハウスのような完全な木の家は手入れが大変だし、三角屋根の2階建ても違うしなと。 最初は大手不動産サイトの紹介でハウスメーカー何社かと話したけれど、プランや規格に制限があるようで、希望を伝えても「できない理由」を返されることが多かったんです。特に木の家で有名な大手さんは金額が非常に高く、理想を言えば言うほど家が小さくなっていく。話すうちに自分が惨めになってきて(笑)、これは違うなと。

「ネット検索で見つけたエビナ製材、その評判に注目」

[ご主人]改めて木の家、平屋といったキーワードでネット検索し、木の家を手がけている某工務店に連絡しました。親切でアイデアも出してくれましたが、しっくりこなくて。その後エビナ製材のホームページを見つけたんです。実例の家の雰囲気やおおよその予算を見て、この価格でこんなクオリティの家が建てられるんだと惹かれ、「最後まで悩ませてくれる」「こんな家が建てたい、とこだわりがある人におすすめ」という評判に、おおー、ぴったりだと(笑)。
大手のハウスメーカーは名前で安心すると思うけど、家を建てる当事者として調べたら、必要ない部分にお金を払うことになるのかも、と思い至ったんです。私たちは子どもがいないので、家を誰かに引き継ぐわけでもない。一代で住み終わる家ですから、過剰投資はしなくていいという気持ちもありました。

奥さまお気に入りのキッチンスペース

キッチンは奥さまの好きな場所。調理中もリビングにいる家族とコミュニケーション、窓越しに外の様子も感じられる。システムキッチンはウッドワンのスイージ、ペンダントライトはオーデリック。スムーズな家事動線、適度な通路幅もお気に入り

「海老名さんは愛想のない、朴訥とした人…でも信用できそう」

[奥さま]初めてお会いしたのは2022年の5月です。ゴールデンウィークのあたりで資料請求して。

[ご主人]海老名さんの第一印象は、朴訥とした人だなと。愛想がいいわけでもなく、おべんちゃらも言わない。多くを語らないけれど、木を扱うプロとしてぼそぼそ「それは本当の木の家じゃない…んじゃないかなあ」などとおっしゃる。私は言葉を飾らず率直にやりとりできる人のほうがいい。海老名さんは、人柄的にも信用できると感じました。

「図面も価格も、自分たちの希望がカチッとはまった」

[ご主人]薪ストーブは絶対置きたい、その薪ストーブは土間に据えたい、土間がメインでリビングとつながっているようにしたい。そのときサントリーのCMに出てきていた山小屋、そんな感じの家が作りたいんだと話しました。

[奥さま]私が理想の家でイメージするのは屋内。広々として天井が高く、木の香りがしてという理想は主人と一致する部分が多かったですね。前の住まいは湿気で困っていたので、木の力で調湿されて快適だといいなという希望もありました。

[ご主人]何度かプランを修正してもらい、最終的に図面や価格など希望をカチッとかたちにしてくれた。かなりわがままを言ってもできることはやってくれるし、できないことはできないと言ってくれると分かったので、エビナ製材に依頼しようと決めました。

造りつけのご主人リモート用ワークスペース

ご主人の仕事スペース。正面に無骨なOSB合板の壁、机と棚は造りつけ

造作漫画本棚

建築中、漫画本の置き場所がないと大工さんに相談すると即、本棚を造作

寝室

寝室は小上がりの板の間に。奥の壁は落ち着いた色味のアクセントクロス

大容量のウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットの広さは約5畳と大容量。壁2面に造りつけの棚とハンガーパイプを配し、全体を見やすい造りに

ウォークインクローゼットの扉と廊下画廊

寝室まわりはゾーニングをゆるめて開放的に。クローゼット扉はパナソニック製

「建築途中なのに、プランを変えてもいい!?」

[ご主人]内装に関しては、考える時間に猶予をもらえたのがよかった。短時間でものすごく決めることが多いので。

[奥さま]壁のクロス、キッチンもじっくり考えられました。あと、建てている最中にプランを変え、ドアを一つ無くしたんですよ。海老名さんのほうから、主人の仕事スペースにドアは要らないのではと提案してくれました。

[ご主人]リビングの壁もクロスの予定だったのを、木材があるから貼りましょうかと一部変更を。私の仕事スペースの本棚も、急遽、杉板で作ってくださいました。

[奥さま]海老名さんはキッチンの通路幅だとか、住む人が家事や仕事の際にどういう広さ・高さがいいか、生活するということをよく知っていて提案してくださる。私たちはついデザインや機能に目が行きがちだけど、プロフェッショナルとしてお任せできる安心感があって、コミュニケーションをとっていても楽しかったです。

レトロ扉

リビングと奥の空間を仕切るドアにはレトロ感のあるガラスをはめて

プライバシースペースの入口

ご主人の仕事スペースはこの先。L字型通路で、プライバシーを確保

トイレ

造作棚やペーパーホルダーは、木目とアイアンでナチュラルな印象に

「窓越しに天気の変化を見ながら、家の中では快適に」

[ご主人]この家で好きなのは、薪ストーブと土間ですね。山小屋風が叶ったなと。茨木市にいたときは冬の朝、フローリングの床に「冷たっ」となっていましたが、今は全然冷たさを感じない。快適です。

[奥さま]キッチンでリビングを向いて家事をしているときがノーストレスです。ワンコの様子も見れるし、窓から日の光が入ってくるし、外の天気の具合もわかるし。いつも心地よい感じがありますね。外が雪でも雨でも嫌な湿気も感じません。あと、数日家を空けて帰ってきたとき、まだ木の香りがして、テンションが上がります(笑)。 タイガーも喜んでいますよ。ワンちゃんは引っ越すとお腹を壊したり帰りたがったりすると聞いて、よっぽど気をつけないとと本を読んでいたけれど、この子もノーストレスみたい。走り回って床に傷つけ放題です(笑)。

広々としたリビングは約20帖

リビングはじめ家の床材は、すべて厚さ30mmの杉板。地盤強化の費用が不要になったため、浮いた分で予定していた15mmから倍の厚みに。弾力があって踏み心地よく、断熱性能もいいのだとか。天井やキッチンカウンターも杉板貼り

ネットで探したタイガーラグ

上り口に敷かれた、タイガーをかたどるラグ。遊び心があってインパクト大

リビングに隣接する和室

明るい畳スペース。扉をつけず半個室に。右下は作業カウンター

収納力大の洗面所すっsぺー州

洗面所は壁一面が造作棚で収納力たっぷり。クッションフロアはシンコール製で、独特のムラ感があるモルタル柄

サンワカンパニーの洗面ボウル

サンワカンパニーの洗面ボウルと、造作の洗面台を組み合わせ。正面に壁面ラック、洗濯機の上にはミニ物干しも

キッチンの造作吊り棚

キッチン背面に造作吊り棚。上下に窓

リビング用照明

前宅のお気に入り照明はテーブル上に

愛犬用の留守番カメラ

不在時に愛犬を見守る、留守番カメラ

愛犬のおうちケージ

リビングの一角、タイちゃんの部屋

アメリカンスイッチ

角型トグルが黒のアメリカンスイッチ

おしゃれな手洗器

トイレの手洗器はサンワカンパニー製

「日々充実、初めて『自分の家』という感覚も芽生えて」

[ご主人]私は以前、週末になるとソファにでーんと座って動かないことが多かったんです。今は朝ごはんを食べたら庭の手入れとか、自分がやりたいことをしてあっという間に1日が終わる。充実しています。

[奥さま]この家ができて、初めて「自分の家だ」という感覚が芽生えた気がします。何もないところから始めたので思い入れがあって。何でこういう間取りにしたか、過程を全部知っているじゃないですか、自分の中にストーリーがあると離れがたい愛着が強い感じがします。満足度で言えば、100点ですね。

[ご主人]私は99点かな。マイナスは住み始めてから気づいた、自分がもっとイメージしておけば良かったなと思う分で、作り上げてくださったもの自体は満点です。

裏庭兼広いドッグラン

タイガーちゃん専用ドッグラン。「よく遊んでます。雨の日でも勝手口の前に座って出たがるくらい(笑)」と奥さま

広々ドッグラン

サイズは17m×8mで、広々136m2

家庭菜園用スペース

春になったら家庭菜園を始める予定

薪小屋

庭には薪をストックしておく小屋も

「移住に失敗しないポイントは、まず下調べだと思います」

[奥さま]移住ってそんなに恐れることはないと思うんですよ。生活するために必要なものが本当にそろっているのか下調べをした上で、自分たちの生活が叶うものであれば。

[ご主人]求めるものは、家ごとに違うでしょう。そこを明確にしないまま決めてしまうと後悔するかもしれない。私たちは自然豊かな地域で最低限こういうものが揃っていれば、全然不便ないよねと。今はネットで何でも買えますし。幸い、人のつながりもいくつかできたので、ある程度安心してこれたというのがありますね。

[奥さま]私が一番不安だったのは主人の通勤だったけれど、週の大半はリモートだし、通勤も始発電車で座れるのでよかった。不安要素は一つひとつ丁寧に消していくといいのかな。学校だったり職場だったり、ご家庭によって違うと思いますけど。

[ご主人]移住に変な幻想を持っちゃうとよくない。1泊2日の旅行とは違うので、ずっと根を下ろして暮らすということを冷静に考えて、調べることが絶対必要です。

外観

ダークグレーの外壁に、玄関部の木目が差し色に。お向かいのご夫婦に「すごいおしゃれな家」とお褒めに預かったそう

煙突のある平屋

玄関ドアは、ご主人が「最後の最後まで迷った」末、出入りの楽な引き戸に

玄関灯

オーデリックの玄関灯。デザイン製も◎

「エビナ製材は、信頼できる工務店でした」

[ご主人]家の理想と現実があるじゃないですか。海老名さんはそれを振り分けてくれるプロでありパートナーだと思うんです。もちろん利益がないことはないでしょうけど、必要最小限の儲けでやってくださっているのかなと感じます。

[奥さま]この値段で大丈夫なの、海老名さんという(笑)。

[ご主人]この家は、海老名さんの協力業者さんを含めて建てていて、住んでしばらくして、トイレや洗面所のクッションフロアに浮きや切れ込みがあると気づいたんです。目立たない場所だけど、海老名さんに写真を送ると「すぐやり直します」と迅速に対応してくれた。大手のハウスメーカーさんだと、責任の範囲外と言われたかも。 一生に一度の家を建てるのであれば、こういう信頼のおける人、工務店に託したほうがいいと私は思います。

ありがとうございました。
(インタビュー:茂内希保子 撮影:江原英男)

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この木の家の自然素材

1階
  • 玄関[壁:1面のみ杉板貼り(徳島県)]
  • リビング[床:杉30mm厚フローリング(徳島県)〈蜜蝋ワックス塗装〉、天井:杉板貼り(徳島県)]
  • 土間[薪ストーブ周辺のみ珪藻土DIY]
  • キッチン[壁:1面のみ杉板貼り(徳島県)]
  • 仕事部屋[床:杉30mm厚フローリング(徳島県)〈蜜蝋ワックス塗装〉]
  • 寝室[床:杉30mm厚フローリング(徳島県)〈蜜蝋ワックス塗装〉]
  • クローゼット[床:杉30mm厚フローリング(徳島県)〈蜜蝋ワックス塗装〉]
  • ウッドデッキ[ウリン]